海洋環境保全活動

海洋環境の保全活動は「豊かな海を未来に」につながるものと考えています。これまでの海洋環境の保全活動について取り上げていきたいと思います。

豊かな海を未来に ビーチクリーン

長崎県壱岐島『サステイナビリティ体験』日本の離島が直面する漂着ごみ問題を学ぼう

一般社団法人Mfisea(エムフィッシャー)は、2024年9月22日(日)に「壱岐島サステイナビリティ体験」を開催致しました。このイベントでは、”日本の離島が直面する漂着ごみ問題を学ぼう”をテーマに、ビーチクリーンイベントを開催致しました。

イベント概要

・開催概要:普段なかなか知ることのできない離島の海洋問題について、海洋ごみ拾いを通じて現在日本の海が直面する問題を認識するイベント。また美しい海を目の当たりにして海への愛を育むイベント
・日程:2024年9月22日(日)13:30~15:00
・開催場所:長崎県壱岐市芦辺町清石浜(くよしはま)
・参加人数:20名
・協力:みなとやゲストハウス、壱岐市役所
・後援:日本財団 海と日本プロジェクト、環境再生保全機構 地球環境基金 LOVE BLUE

壱岐島サステイナビリティ体験

「壱岐島サステイナビリティ体験」が長崎県壱岐市で実施されました。当日は、親子連れをはじめとした子育て世代が中心となり集まりました。台風の影響でかなりの漂着ごみが接岸しており、それぞれが手分けして壱岐市の地元でも愛されているビーチ(清石浜)を一生懸命に綺麗にしました。強風にあおられながらも大きなプラスチック製の漂着ごみを回収し、最終的には軽トラックには積み込めないほどの量の海ごみが回収されました。

海への愛を育むことが“豊かな海を未来に”残すことにつながる

四方を海で囲まれて長年その恩恵を受け続けてきた日本ですが、海洋ごみ問題や世界的な水産資源の乱獲などの影響により、豊かな海を維持することができない状態になりつつあります。一般社団法人Mfiseaでは、“豊かな海を未来に”を受け継ぐことを理念として活動しています。
「壱岐島サステイナビリティクリーンナップ大作戦」は実体験として海洋ごみに接するだけでなく、海と親しむ体験を経ることで、海を愛する心を育むことを目的としています。これにより、海問題を自分事にしてほしいという狙いがあります。より多くの方が参加してくださり、海洋ごみ問題への関心を深めるだけでなく、いままで関心がなかった子供たちや次世代の未来を作る方々の意識が変わるきっかけになったものと認識しております。
今後も弊団体では”海愛教育(うみあい教育)”の場を設定し、一人ひとりが自分事として海を守りたいという気持ちを育み、”豊かな海を未来に”に向けて一歩でも近づけるよう邁進して参ります。

参加した子ども・保護者からの声

・毎年、楽しみにしているクリーンアップ。今年は強風の中でしたが、みんなで協力して清石浜が綺麗になり嬉しいです!
・いつもサーフィンで海に良く行っていますが、ゴミのサイズによっては1回のクリーンアップでは終わらないこともいつも学んでいます。普段の生活で海はもちろん、道などもキレイな環境が守られるよう意識していきたいです
・思っているより海が汚れている事。その事で、予想以上の被害がある事を学んだ。
・環境問題は今とても大きな問題なので、それに対して子供と一緒に活動し、共感できた。


鹿児島県甑島『日本の離島が直面する漂着ごみ問題を学ぼう! in 甑島』

一般社団法人Mfisea(エムフィッシャー)は、2024年8月13日(火)に「日本の離島が直面する漂着ごみ問題を学ぼう! in 甑島」を開催致しました。一般社団法人Mfisea(エムフィッシャー)は「甑島サステイナビリティ体験 in 甑島」を開催いたしました。国土交通省によると、日本には14,125の島嶼が存在しますが、甑島(こしきしま)はその中でわずか71の特定有人国境離島地域に指定されています。甑島は鹿児島県薩摩半島の西方沖に位置し、美しい自然景観と多様な植生、豊かな野生動物が息づく地域です。このイベントでは、”日本の離島が直面する漂着ごみ問題を学ぼう”をテーマに、ビーチクリーンイベント及び海との想い出を作るためのスイカ割り体験を開催致しました。

イベント概要

・開催概要:普段なかなか知ることのできない離島の海洋問題について、海洋ごみ拾いを通じて現在日本の海が直面する問題を認識するイベント。また美しい海を目の当たりにして海への愛を育むイベント
・日程:2024年8月13日(火)16:00開始
・開催場所:青瀬海水浴場(下甑島) 鹿児島県薩摩川内市下甑町青瀬
・参加人数:30名
・協力:下甑青瀬消防団、下甑支所、青瀬地区公民館
・後援:日本財団 海と日本プロジェクト、環境再生保全機構 地球環境基金 LOVE BLUE

コバルトブルーの美しい海にはにつかわしくない海洋ごみの数々 

甑島に到着すると、透き通ったコバルトブルーの海が広がり、その美しさに心を奪われました。静かに佇むその海には、亀がゆっくりと頭を出す穏やかな光景が広がっています。しかし、その美しいビーチには、漁具やペットボトル、外国語のパッケージがついたプラスチックごみなどが多く漂着しており、自然の美しさとは裏腹に、海洋ごみの問題が深刻であることを痛感しました。
この美しい海を守るため、私たちはビーチクリーンに取り組みました。地元の消防団や親子連れなど多くの人々が参加し、大型の漁具やペットボトル、小さなプラスチック片まで、ありとあらゆるごみを回収しました。美しい海の景色に似つかわしくないごみの山が積み上がり、これらが海洋生態系にどれだけの影響を与えているのかを改めて感じさせられました。
活動を終えた後、私たちはそれぞれの手で集めたごみを見つめながら、この美しい海を未来へとつなげるために、これからも行動し続けることの大切さを胸に刻みました。

離島が抱える問題を多くの方に知っていただきたい  

日本は四方を海に囲まれ、その恩恵を長年受けてきましたが、近年、海洋ごみ問題や水産資源の乱獲が深刻化し、豊かな海を維持することが難しくなっています。この問題は特に離島で顕著であり、こうした現状を多くの人に知ってもらいたいと考えています。
一般社団法人Mfiseaは、「豊かな海を未来に」という理念を掲げ、離島が抱える問題に取り組んでいます。今回のイベントも、離島の現状に焦点を当てた取り組みの一環として企画しました。
離島では、情報社会の中で新しい情報を取り入れることが難しく、若者が帰郷する魅力をどう作り出すかという課題も抱えています。さらに、病院や歯科医といった基本的なインフラが不足しており、高校もないため、中学卒業後は島を離れなければならない現状があります。船賃がかさむことで、経済的・時間的負担も大きく、離島の生活は厳しいものとなっています。こうした離島の現実は、日本全体が直面する超高齢化社会の課題を先取りしたものと言えるでしょう。
また、島の住民の中には環境意識が高い人もいますが、一方でタバコのポイ捨てなどの問題も残っています。持続的な環境啓発活動が求められており、地域の問題を共有し、意識を高めるための交流会の重要性が増しています。
今回の「日本の離島が直面する漂着ごみ問題を学ぼう」というイベントは、参加者が離島で実際に海洋問題に触れ、海を愛する心を育むとともに、日本や世界が抱える海の課題を深く理解することを目的としています。特に、これまで関心のなかった子供たちの意識を変えるきっかけとなったことに、大きな意義があります。そのために、修行のようなごみ拾いではなく、海と親しむイベント(スイカ割り等)を取り入れながら、笑顔で楽しく海を感じ、海の問題を知るきっかけにすることを意識した活動としました。
今後も、Mfiseaでは「海愛教育(うみあい教育)」の場を提供し、一人ひとりが自分の問題として海を守りたいという気持ちを育み、「豊かな海を未来に」受け継ぐために、さらなる努力を続けてまいります。

参加者の声  

・地元、甑島の海岸がきれいになって嬉しかった。
・地元の海の清掃に協力できて満足感があった。
・普段は気づいていなかったが、よく見ると小さなゴミが沢山あった。
・漂流物やゴミの種類から、地域性や地球環境を知ることができた点がよかった。
・人の温かみも感じました!
・自分も地元の海は大切にしてきたつもりです。これからも甑島の自然の大切さを忘れないようにしたいです。
・スタッフの方は暑い中、常に笑顔でとても親切な対応だと思いました。また、安全管理についても津波発生時の避難経路など事前に把握しており、分かりやすく説明してもらいました。


大分県別府市『サステイナビリティ体験』持続可能な社会について考えよう

一般社団法人Mfiseaは、2024年4月21日(日)に的ヶ浜海岸(スパビーチ)で「サステイナビリティ体験」イベントを開催しました。本イベントは、大分県別府市に漂着する海洋ごみをテーマに、サステイナビリティについて体験し学ぶことを目的としています。

海岸を歩いていると、漁業用具の破片や生活ごみであるペットボトルなどを見つけることができ、私たちの生活が自然環境にどのような影響を与えているかを実感することができます。また、この海洋ごみ拾いを通じて、現在世界の海が直面している問題についての認識を深める貴重な機会となればと開催に踏み切りました。

このイベントを通じて、参加者は海洋環境の保護について学び、サステイナビリティの重要性を改めて感じていただき、今後も、このような活動を通じて多くの人々に環境保護の意識を広めていきたいと考えています。

イベント概要

・開催概要 サステイナビリティ体験
・日程   2024年4月21日(日)11:00~12:00
・開催場所 大分県別府市北的ヶ浜町5
・参加人数 20名
・後援:環境再生保全機構 地球環境基金 LOVE BLUE

サステイナビリティ体験、当日の活動の様子

雨天の中でのビーチクリーン活動は、多くの困難が予想されましたが、それでも決行されました。参加者数は天候の影響で想定より少なかったものの、集まった仲間たちとともに活動することで、非常に有意義な時間を過ごすことができました。この日は、立命館アジア太平洋大学の新設学部であるサステイナビリティ観光学部からも複数名が参加し、新たなメンバーが加わることとなりました。

初めてイベントに参加した新メンバーたちは、見たこともないプラスチック製の養殖ゴミやその他の海洋ゴミを目の当たりにし、その量と種類に驚いていました。特に、これまで知らなかった環境問題に直面し、自分たちがどれほどの影響を与えているのかを実感する姿が印象的でした。

イベントの最後には、参加者全員が美味しいジュースで疲れを癒し、特に小さなお子さんたちの笑顔が輝いていました。彼らが楽しみながら環境保護について学ぶ姿は、未来への希望を感じさせるものでした。

海への愛を育むことが“豊かな海を未来に”受け継ぐことにつながる 

一度の清掃活動で全ての海洋ゴミをなくすことはできませんが、このような活動を通じて海の問題について学び、理解を深めることができます。そして、それが海を大切にする気持ちを育む第一歩となります。私たちは、今後もこのような活動を続け、より多くの人々に参加してもらいたいと考えています。皆さんもぜひ、この有意義な活動に参加し、共に美しい海を守りましょう。


異文化交流を通じて、持続可能な社会について考えよう
「クリスマスビーチクリーン in 別府」 ~地域の海で起きている問題を学ぼう~
を開催しました! 2023年12月17日別府市餅ヶ浜海岸公園

一般社団法人Mfisea(エムフィッシャー)は、2023年12月17日(日)に「クリスマスビーチクリーン in 別府」を開催いたしました。このイベントでは、立命館アジア太平洋大学のサークル団体MUSUBUと協力し、留学生や地域の子どもたちとの交流するイベントを実施致しました。当日は、サンタ姿の大学生や子どもたちが地域の海の清掃活動を通じながら異文化交流体験を行い、楽しく海洋学習する時間となりました。本イベントでは、ビーチクリーンを通じて日本の離島で起きている海洋ごみ問題を学ぶと共に、離島の美しい海や自然を体感することにより海への愛を育むことを目的としております。

イベント概要

・開催概要 クリスマスビーチクリーン&海洋学習体験&異文化交流イベント
・日程   2023年12月17日(日)
・開催場所 大分県別府市餅ヶ浜海岸公園(北側)
・参加人数 50名
・後援:日本財団 海と日本プロジェクト / 環境再生保全機構 地球環境基金 LOVE BLUE

クリスマスビーチクリーン in 別府

親子や学生を中心に「クリスマスビーチクリーン in 別府」が大分県別府市餅ヶ浜海岸公園で実施されました。当日は、親子連れを中心とした参加者及び大学生が集まり、子どもたちの遊び場でも馴染みのあるビーチを一生懸命に綺麗にしました。グループ単位で分かれて留学生と親子が一緒にごみ拾いをすることで、異文化交流を促進するきっかけとなりました。また、子どもたちは、地元の海に漂着している筒状の長いプラスチックごみをみて、「これなんだろ~?」といった様子でごみ拾いをしていました。実はそれが牡蠣の養殖で使われているものだという話をサンタから聞くと、自分たちの生活と海の問題が密接に関わっているのだということを理解した様子で話を効いていました。留学生やクリスマス、そして海と親しむ時間を持ち、参加した子どもたちには、ボランティア参加賞として賞状やクリスマスプレゼントが配られ、楽しく海洋ごみ拾いを楽しめた様子でした。
参加いただいた大人からは「地元の環境問題への関心が増した」、「いつまでも別府の海を大切にしたい」という感想もいただきました。身近な海を綺麗にした小さな子どもたちの表情には笑顔が溢れ、海への関心を高める良い機会となりました。

海への愛を育むことが“豊かな海を未来に”受け継ぐことにつながる  

四方を海で囲まれて長年その恩恵を受け続けてきた日本ですが、海洋ごみ問題や世界的な水産資源の乱獲などの影響により、豊かな海を維持することができない状態になりつつあります。一般社団法人Mfiseaでは、“豊かな海を未来に”を受け継ぐことを理念として活動しています。
今後も弊団体では”海愛教育(うみあい教育)”の場を設定し、一人ひとりが自分事として海を守りたいという気持ちを育み、”豊かな海を未来に”向けて一歩でも近づけるよう邁進して参ります。 

参加した学生や子ども・保護者からの声

・APU(立命館アジア太平洋大学)では2023年からサステイナビリティ観光学部が開設され、是非フィールドスタディやこれまでの活動内容を学生に話す機会を設けて欲しい(APU大学准教授)
・これが牡蠣の養殖によって使われているパイプだとは考えもしませんでした
・タバコもフィルターはプラスチックでできていて、ポイ捨てされれば自然には分解されないものだと初めて知りました
・子どもたちが楽しくイベントに参加で来て、また海洋問題を知る良いきっかけとなりました
・大変寒い中、このようなイベントを開催してくださってありがとうございました

ビーチクリーンをして漂着ごみから日本の離島が直面する海洋問題を学ぼう
「対馬サステイナビリティ体験」を開催しました!
2023年10月21日 対馬市美津島町尾崎 都々智神社付近の海岸

一般社団法人Mfisea(エムフィッシャー)は、2023年10月21日(土)に「離島サステイナビリティ体験in対馬」を開催いたしました。長崎県は離島が971ある日本一の多島県です(出所:文化庁)。豊かな漁場や風光明媚な風景に心を奪われる旅行者も多くいるような素晴らしい土地です。しかしながら、日本海に面している離島は、季節風や対馬海流の影響で漂着ごみの問題が顕在化しており、漂着ごみ問題に直面しております。冬季になると北東寄りの季節風にのってプラスチックごみを中心に大量のごみが絶え間なく漂着している事実はあまり知られていません。本イベントでは、ビーチクリーンを通じて日本の離島で起きている海洋ごみ問題を学ぶと共に、離島の美しい海や自然を体感することにより海への愛を育むことを目的としております。

イベント概要

・開催概要 対馬市美津島町尾崎 都々智神社付近の海岸清掃
・日程   2023年10月21日(土)
・開催場所 対馬市美津島町尾崎 都々智神社付近の海岸
・参加人数 10名
・後援:日本財団 海と日本プロジェクト / 環境再生保全機構 地球環境基金 LOVE BLUE

対馬サステイナビリティ体験

社会人や学生を対象に「対馬サステイナビリティ体験」が長崎県対馬市で実施されました。当日は、学生や社会人を中心とした参加者及び現地の大人が集まり、美しい対馬の海岸を一生懸命に綺麗にしました。来島された学生さんのなかには海外からこられた方も参加されており、対馬で起きている海洋ごみ問題が世界の問題である認識をもつきっかけとなりました。2022年度も続いて参加したネパール出身の学生さんからは、「身近な海で起きている出来事や世界の海洋で起きていることを学ぶきっかけとなり、この分野に強い興味を持つようになった」という声も聞かれました。また「何かの形で海を守る活動をしていきたい」という意見をくれる学生さんもおり、参加された一人ひとりにとってかけがえのない貴重な体験になったものと確信しております。
現地で参加いただいた大人からは「対馬の問題に関心を持ってくれて来島いただけることがありがたい」、「まだまだ対馬の名前すら知らない人もいて、漂着ごみの問題を理解してくれる人は少ない」という感想もいただきました。活動を継続していくことが、いずれ大きなムーブメントにつながるものと信じ、今後も地道な活動を継続して参りたいと思います。

参加した子ども・保護者からの声

・海洋問題に対する分野を更に学んでみたいと思う契機となった
・対馬と大分県内では漂着ごみの種類も異なる。対馬は6割が流木。面白いのが、アナゴの漁具が流れ着いていたこと。大分県では牡蠣養殖で用いるプラスチック製のパイプを見かけることがよくある
・いつまでもこの自然を守りたい
・対馬の海洋ごみ問題に関心をもってもらえることがありがたい

海を綺麗にして海で楽しく過ごして夏の海の想い出を作ろう
「的ヶ浜公園ビーチクリーン × スイカ割りイベント」に20名の方が参加しました!

一般社団法人Mfisea(エムフィッシャー)は、2023年8月27日(日)に「夏の思い出 別府的ヶ浜公園ビーチクリーン・スイカ割りイベント」を開催致しました。このイベントでは、身近な海岸で目にする漂着ごみを回収し、子供たちが思いっきり走って楽しむことができるビーチを目指すとともに、夏の風物詩であるスイカ割りにチャレンジすることで、古き良き日本の文化を味わいながら海のことを大切に思う気持ちを育む場を提供しました。

イベント概要

・開催概要:身近な海岸で目にする漂着ごみを回収し、子供たちが思いっきり走って楽しむことができるビーチを目指すとともに、夏の風物詩であるスイカ割りにチャレンジすることで、古き良き日本の文化を味わいながら海のことを大切に思う気持ちを育むを育むイベント
・日程:2023年8月27日(日)16:00~18:00
・開催場所:大分県別府市的ヶ浜公園(スパビーチ)
・参加人数:20名
・後援:日本財団 海と日本プロジェクト / 環境再生保全機構 地球環境基金 LOVE BLUE

夏の思い出 別府的ヶ浜公園ビーチクリーン・スイカ割りイベント 

親子や学生を対象に「夏の思い出 別府的ヶ浜公園ビーチクリーン・スイカ割りイベント」が大分県別府市で実施されました。当日は、親子連れを中心とした参加者が集まり、子どもたちの遊び場でも馴染みのあるビーチを一生懸命に綺麗にしました。子どもたちは、展示されている漂着ごみから作られている海洋ごみアートを実際に手に触れ観察したり、漂着ごみを拾いながら海辺で遊んだりと、海と親しむ時間を楽しく過ごせた様子でした。スイカ割りイベントでは、一度もスイカ割りをしたことがないという子どもたちもいて、夏の海の想い出をつくることに繋がりました。
参加いただいた親御さんからは「漂着ごみが多くて困っている海岸が他にも近隣にあるので、こういうかたちで清掃活動をしてもらいたい」という声もあがり、改めて本活動に対する期待や関心度の高さを感じました。身近な海を綺麗にした小さな子どもたちの表情には笑顔が溢れ、海への関心を高める良い機会になりました。

海への愛を育むことが“豊かな海を未来に”残すことにつながる 

四方を海で囲まれて長年その恩恵を受け続けてきた日本ですが、海洋ごみ問題や世界的な水産資源の乱獲などの影響により、豊かな海を維持することができない状態になりつつあります。一般社団法人Mfiseaでは、“豊かな海を未来に”を受け継ぐことを理念として活動しています。
「夏の思い出 別府的ヶ浜公園ビーチクリーン・スイカ割りイベント」は実体験として海洋ごみに接するだけでなく、海と親しむ体験を経ることで、海を愛する心を育むことを目的としています。これにより、海問題を自分事にしてほしいという狙いがあります。より多くの方が参加してくださり、海洋ごみ問題への関心を深めるだけでなく、いままで関心がなかった子供たちや次世代の未来を作る方々の意識が変わるきっかけになったものと認識しております。
今後も弊団体では”海愛教育(うみあい教育)”の場を設定し、一人ひとりが自分事として海を守りたいという気持ちを育み、”豊かな海を未来に”に向けて一歩でも近づけるよう邁進して参ります。

参加した子ども・保護者からの声  

・海を守る行動をしたいと思った。積極的にプラスチックなどのごみを拾って帰ろうと思った。(高校生)
・子供と一緒に参加できるイベントというのがよい(中学生父親)。
・海岸には多くのプラスチックごみが打ち上げられていました。ごみの多い状況を子供と確認したこととで、子供自身も環境問題に関心を持つきっかけになったと思います。


ビーチクリーンをして漂着ごみから日本の離島が直面する海洋問題を学ぶ
「徳之島サステイナビリティクリーンナップ大作戦」に20名の方が参加しました!

一般社団法人Mfisea(エムフィッシャー)は、2023年7月22日(土)に「徳之島サステイナビリティ体験」を開催いたしました。徳之島は2021年に「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」として日本の南西諸島として世界自然遺産に登録されました。生物の多様性、美しい自然環境と豊かな文化が根付く魅力的な島です。しかしながら、この美しい島も環境問題からは切り離すことはできず、冬季になると北東寄りの季節風にのってプラスチックごみを中心に大量のごみが絶え間なく漂着している事実はあまり知られていません。本イベントでは、ビーチクリーンを通じて日本の離島で起きている海洋ごみ問題を学ぶと共に、離島の美しい海や自然を体感することにより海への愛を育むことを目的としております。

イベント概要

・開催概要 MARU HACHI(Spice&Cafe)前のビーチのビーチクリーン
・日程   2023年7月22日(土)
・開催場所 MARU HACHI(Spice&Cafe)前のビーチ(鹿児島県大島郡徳之島町徳和瀬1933)
・参加人数 20名
・後援:日本財団 海と日本プロジェクト / 環境再生保全機構 地球環境基金 LOVE BLUE

徳之島サステイナビリティクリーンナップ大作戦

親子や学生を対象に「徳之島サステイナビリティクリーンナップ大作戦」が鹿児島県徳之島町で実施されました。当日は、親子連れを中心とした参加者及び現地の大人が集まり、子どもたちの遊び場でも馴染みのあるビーチを一生懸命に綺麗にしました。子どもたちは、ウミガメの産卵場やイカの巨大な甲を見つけるなどと世界遺産の自然や海と親しむ時間を持ち、楽しく海洋ごみ拾いを楽しめた様子でした。

また、第2部では海辺で見つけた棒でスイカ割を実施し、夏の海を満喫し、海に対する想い出を育むことのできた一日となりました。
参加いただいた大人からは「地元の環境問題への関心が増した」、「いつまでもこの自然を守りたい」という感想もいただきました。身近な海を綺麗にした小さな子どもたちの表情には笑顔が溢れ、海への関心を高める良い機会となりました。

海への愛を育むことが“豊かな海を未来に”残すことにつながる

四方を海で囲まれて長年その恩恵を受け続けてきた日本ですが、海洋ごみ問題や世界的な水産資源の乱獲などの影響により、豊かな海を維持することができない状態になりつつあります。一般社団法人Mfiseaでは、“豊かな海を未来に”を受け継ぐことを理念として活動しています。「親子のための大分の海を学ぶツアー」は実体験として海や魚に接し、海を愛する心を育むとともに現在日本や世界が抱えている海の問題について知ることにより、海の問題を自分事にしてほしいという狙いがあります。特に今回は小学生から大学生かつビギナーでも敷居の低いイベントとしたことにより、今まで関心がなかった未来の世代・地元の方々の意識が変わるきっかけになったものと確信しております。
今後も弊団体では”海愛教育(うみあい教育)”の場を設定し、一人ひとりが自分事として海を守りたいという気持ちを育み、”豊かな海を未来に”向けて一歩でも近づけるよう邁進して参ります。

参加した子ども・保護者からの声

・はじめて自分の目で海の現状を知りました
・一見きれいに見えるビーチでもよく見るとごみの多さに驚きました
・子どもにとっても良い経験になりました
・いつまでもこの自然を守りたい
・地元の環境問題への関心が増した

本活動へのご支援・協賛はこちらから。詳しくはこちらから↓


ビーチクリーンをして漂着ごみから日本の離島が直面する海洋問題を学ぶ
「壱岐島サステイナビリティクリーンナップ大作戦」に30名の方が参加しました!

一般社団法人Mfisea(エムフィッシャー)は、2023年6月17日(土)に「壱岐島サステイナビリティクリーンナップ大作戦」を開催致しました。このイベントでは、”漂着ごみから日本の離島が直面する海洋問題を学ぼう”をテーマに、普段なかなか知ることのできない離島の海洋問題についてビーチクリーンを通じて体験学習を開催致しました。

イベント概要

・開催概要:普段なかなか知ることのできない離島の海洋問題について、海洋ごみ拾いを通じて現在日本の海が直面する問題を認識するイベント。また美しい海を目の当たりにして海への愛を育むイベント
・日程:2023年6月17日(土)13:30~15:00
・開催場所:長崎県壱岐市芦辺町清石浜(くよしはま)
・参加人数:30名
・協力:みなとやゲストハウス、壱岐市役所
・後援:日本財団 海と日本プロジェクト、環境再生保全機構 地球環境基金 LOVE BLUE

壱岐島サステイナビリティクリーンナップ大作戦 

親子や学生を対象に「壱岐島サステイナビリティクリーンナップ大作戦」が長崎県壱岐市で実施されました。当日は、親子連れを中心とした参加者が集まり、子どもたちの遊び場でも馴染みのあるビーチを一生懸命に綺麗にしました。子どもたちは、漂着ごみのゴムボールを見つけ、ときおり海の中で遊ぶ様子もみられ、海と親しむ時間を楽しく海洋ごみ拾いを楽しめた様子でした。
参加いただいた壱岐市役所所員の方からは「台風の影響もあまりなく、今年はそれほどごみがないのではと思っていたが、実際には岩場に挟まった漂着ごみなど想像以上のボリュームになり、本当に驚いた」という感想もいただきました。身近な海を綺麗にした小さな子どもたちの表情には笑顔が溢れ、海への関心を高める良い機会になったものとなりました。

海への愛を育むことが“豊かな海を未来に”残すことにつながる

四方を海で囲まれて長年その恩恵を受け続けてきた日本ですが、海洋ごみ問題や世界的な水産資源の乱獲などの影響により、豊かな海を維持することができない状態になりつつあります。一般社団法人Mfiseaでは、“豊かな海を未来に”を受け継ぐことを理念として活動しています。
「壱岐島サステイナビリティクリーンナップ大作戦」は実体験として海洋ごみに接するだけでなく、海と親しむ体験を経ることで、海を愛する心を育むことを目的としています。これにより、海問題を自分事にしてほしいという狙いがあります。より多くの方が参加してくださり、海洋ごみ問題への関心を深めるだけでなく、いままで関心がなかった子供たちや次世代の未来を作る方々の意識が変わるきっかけになったものと認識しております。
今後も弊団体では”海愛教育(うみあい教育)”の場を設定し、一人ひとりが自分事として海を守りたいという気持ちを育み、”豊かな海を未来に”に向けて一歩でも近づけるよう邁進して参ります。

参加した子ども・保護者からの声

・海外ごみや他人のごみ(医療汚染廃棄物など)の処理をどうして関係ない私たちの税金で…という強い不満はあるが、普段利用する場所が汚れたりしているのは気になるのと、きれいになるのを待つことも出来るタイミングが出来たので参加しました。日常生活の中で離島や海のある生活をしてみると海洋ごみは切り離せない問題なんだと、海と人間がある限りずっと続く問題なんだなと、感じて参加しようと思いました。
・日頃より海での活動を行っており、海に行った時は子供達とともにごみ拾いはして帰る。
・今回のイベントは普段できない岩場を清掃できたことに意義を感じた。
・海で遊ぶ身としては普段からごみ拾いを心がけており、イベントとしてあるならなおさらよい
・一見大きなごみが見えていなくても、よく見たら小さなプラスチックごみがたくさんあり、イベントに参加しなかったら拾わなかったごみもあったと思うので参加できたことにとても嬉しく思います。

本活動へのご支援・協賛はこちらから。詳しくはこちらから↓


「ワクワク漂着物調査体験 〜漁港清掃を通して地域の海で起きている問題を学ぼう〜」を開催しました!

一般社団法人Mfiseaは、2023年4月16日(日)に大分県大分市一尺屋下浦港(佐賀関)にて「ワクワク漂着物調査体験〜地域の漁港清掃を通して地域の海で起きている問題を学ぼう〜」を開催いたしました。釣り人や漁業関係者や市民が注目するイベントとなり、いままで全くリーチできていなかった50名強の方々が活動内容に関心を抱くきっかけとなりました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

イベント概要
・開催概要:ワクワク漂着物調査体験 〜漁港清掃を通して地域の海で起きている問題を学ぼう〜
・日程:2023年4月16日(日) 8時~9時30分
・開催場所:大分県大分市一尺屋下浦港(佐賀関)
・後援:日本財団 海と日本プロジェクト / 環境再生保全機構 地球環境基金 LOVE BLUE

地域の漁港清掃を通して持続可能な社会について考えよう
漁港や海沿いを歩くと多くの漂着ごみが目につきます。本イベントでは、人々の暮らしと密接に関わる漁港を綺麗にして、海洋ごみがどこからきたか、どんなごみがあるかを調査して、日本の海が直面している問題を大人も子供も対話を通して楽しく学びました。漁港付近の海洋ごみは家庭からのごみが最も多く、釣具や漁業に使うごみ、外国語表記のごみがありました。参加者からは自然にかえりにくいプラスチックが目立っていたという感想がありました。

海への愛を育むことが“豊かな海を未来に”残すことにつながる
四方を海で囲まれて長年その恩恵を受け続けてきた日本ですが、海洋ごみ問題や世界的な水産資源の乱獲などの影響により、豊かな海を維持することができない状態になりつつあります。一般社団法人Mfiseaでは、“豊かな海を未来に”を受け継ぐことを理念として活動しています。
「ワクワク漂着物調査体験 〜漁港清掃を通して地域の海で起きている問題を学ぼう〜」は実体験として海洋ごみに接し、どのようなごみがあるかを目の当たりにしたからこそ、現在日本や世界が抱えている海の問題について知り、海洋問題を自分事にしてほしいという狙いがあります。特に今回は子供も参加できるイベントにしたことに加え、子供にはボランティア感謝状を贈呈したことで、今まで関心がなかった子供たちの意識が変わるきっかけになったものと思います。
また一尺屋下浦港は漁業や釣り場としても有名な場所で、当日たまたま来られていた親子の釣り人や漁業関係者など、市民が注目するイベントとなりました。本活動を通じて、多くの方が活動内容に関心を抱くきっかけとなりました。
今後も”海愛教育(うみあい教育)”の場を設けることにより、一人ひとりが自分事として海を守りたいという気持ちを育み、”豊かな海を未来に”に向けて一歩でも近づけるよう邁進して参ります。

「別府的ヶ浜公園ビーチクリーン」を開催しました!

〜地域の海岸を留学生と一緒に綺麗にしよう!〜

一般社団法人Mfisea(エムフィッシャー)は、2022年10月1日(土)に「別府的ヶ浜公園ビーチクリーン 〜地域の海岸を留学生と一緒に綺麗にしよう〜」を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

イベント概要

・開催概要 海洋漂着ごみの収集、及び回収物を活用したクラフトや海の絵をテーマにした絵画を創作
・日程   2022年10月1日(土)
・開催場所 大分県別府市的ヶ浜公園
・参加人数 30名
・後援:日本財団 海と日本プロジェクト

ビーチクリーンをしながら国際交流! 

大分県別府市の玄関口にある的ヶ浜公園にて、本イベントを実施いたしました。一見綺麗に見える海岸でも、周囲をよく見ながら歩くとプラスチック由来の漂着ごみが目につきます。養殖や漁業で必要となる漁業に関するごみから、マイクロプラスチックと呼ばれる5mm以下のプラスチックの破片までさまざまな漂着ごみを見つけることができました。本イベントは国内及び海外の大学生がイベントを企画しており、世界各国の留学生と楽しくごみ拾いをしながら、異文化交流体験をする機会となりました。みんなの大好きな海を綺麗にして、子供たちが思いっきり走って楽しむことのできるビーチを目指すとともに、楽しみながら日本の海が直面している問題を学ぶ場を提供いたしました。

好奇心が海洋問題を知るきっかけとなり、“豊かな海を未来に”受け継ぐことにつながる

四方を海で囲まれることにより、長年その恩恵を受け続けてきた日本ですが、海洋ごみ問題や世界的な水産資源の乱獲などの影響で豊かな海を維持することができない状態になりつつあります。一般社団法人Mfiseaでは、“豊かな海を未来に”を理念として活動しています。ビーチクリーンという要素だけでなく、国際交流という要素を組み込むことで、楽しくイベントに参加してもらうことを狙いとし開催しました。
今後も、”海愛教育(うみあい教育)”の場を設け、一人ひとりが自分事として海を守りたいという気持ちを育みながら、「豊かな海を未来に」に向けて、一歩でも近づけるようイベントを企画・開催していきます。


「離島アドベンチャー教室 in 壱岐」を開催しました!

ビーチクリーンをして漂着ごみから日本の離島が直面する海洋問題を学ぼう

一般社団法人Mfisea(エムフィッシャー)は、2022年9月17日(土)に「離島アドベンチャー教室in壱岐」を開催いたしました。長崎県は離島が971ある日本一の多島県で、豊かな漁場や風光明媚な風景に心を奪われる旅行者も多くいるような素晴らしい土地です。しかしながら、日本海に面している離島は、季節風や対馬海流の影響で漂着ごみの問題が顕在化しており、漂着ごみ問題に直面しています。本イベントでは、ビーチクリーンを通じて日本の離島で起きている海洋ごみ問題を学ぶと共に、壱岐の美しい海や自然を体感することにより海への愛を育むことを目的として開催いたしました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

イベント概要

・開催概要 海釣り体験教室、ビーチクリーン、食育体験などを通じて日本の離島で起きている       海洋ごみ問題を学ぶ(海釣り体験教室で釣った魚をみんなで食べます)
・日程   2022年9月17日(土)
・開催場所 清石浜海水浴場、芦辺町芦辺浦、清石浜海水浴場、みなとやゲストハウス
・参加人数 30名
・後援:日本財団 海と日本プロジェクト

離島アドベンチャー教室 〜ビーチクリーン〜 

長崎県壱岐市で行われた離島アドベンチャー教室 in 壱岐。メインイベントの”ビーチクリーン”では台風が近付くなか、30名ほどの親子連れや学生・島民が集まり、大量に漂着したごみに怯むことなく熱心にごみ拾いを行っていました。
ビーチに落ちていた大量の外国由来の漂着ごみ、取りきれないほどに分解されたマイクロプラスチック、地元島民の方は、このようなごみ問題があるという事実をを発信してほしいという声を多く聞きます。
漂着ごみの大半は再漂流する上に、また新たなごみとなって海へ大量に放出されます。この繰り返しにより、年々海洋ごみは増加の一途を辿っているのです。当団体では、単に”拾う”ということだけでなく、日本の美しい離島に存在する漂着ごみ問題への理解を深め、また”楽しむ”という要素を活動に加えることにより、海を大切に思う気持ちを育むことも活動の目的としています。美しい海に潜む海洋ごみ問題は、今回のビーチクリーンを通じて海への関心を高める良い機会になりました。

離島アドベンチャー教室 〜釣り体験教室〜 

釣り体験教室では、子どもたちが自ら釣り上げた魚を、その場で活き締めにすることが鮮度を保つために必要な工程であることを説明しました。目の前で活き締めを開始した際、最初は魚の血液が大量に流れ出るのを見て驚いていたお子さんも、時間が経つと自ら活き締めが出来るようになりました。わたしたちの口に入るまで、いかに鮮度を保つ取り組みがなされているのかということを実体験として理解できた体験教室になりました。

実体験を通じて海の課題が自分ごととなり、“豊かな海を未来に”受け継ぐことになる 

四方を海で囲まれることにより、長年その恩恵を受け続けてきた日本ですが、海洋ごみ問題や世界的な水産資源の乱獲などの影響で豊かな海を維持することができない状態になりつつあります。一般社団法人Mfiseaでは、“豊かな海を未来に”を理念として活動しています。
本イベント、「離島アドベンチャー教室 in 壱岐」は魚釣り、魚の活き締め、ビーチクリーン、食育等を通じて、海のことを大切に想う気持ちを育むことを狙いとしてきました。本イベントを終えて、これまで以上に海のことを身近に感じるきっかけつくりになったものと認識しました。今後も、”豊かな海を未来に”に向けて一歩ずつ近づけるよう邁進して参ります。

2022年9月26日付の長崎新聞の朝刊に掲載いただきました。

2022年8月13日(土)「離島アドベンチャー教室 in 対馬」を開催しました!

ビーチクリーンをして漂着ごみから日本の離島が直面する海洋問題を学ぼう

一般社団法人Mfisea(エムフィッシャー)は、2022年8月13日(土)に「離島アドベンチャー教室 in 対馬」を開催いたしました。長崎県は離島が971ある日本一の多島県です。豊かな漁場や風光明媚な風景に心を奪われる旅行者も多くいるような素晴らしい土地です。しかしながら、日本海に面している離島は、季節風や対馬海流の影響で漂着ごみの問題が顕在化しており、漂着ごみ問題に直面しております。本イベントでは、ビーチクリーンを通じて日本の離島で起きている海洋ごみ問題を学ぶと共に、対馬の美しい海や自然を体感することにより海への愛を育むことを目的としております。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

イベント概要

・開催概要 離島の海洋問題について、漂着ごみ拾いを通じて日本の海が直面している問題を認識する
      だけでなく、美しい海や自然を目の当たりにして海への愛を育むイベント
      ・ビーチクリーン
      ・異国の見える丘展望台見学
      ・対馬野生生物保護センター見学
・日程   2022年8月13日(土)
・開催場所 井口浜海水浴場
・参加人数 10名
・後援:日本財団 海と日本プロジェクト

井口浜海水浴場 ビーチクリーン 

「離島アドベンチャー教室 in 対馬」が長崎県対馬市で実施されました。イベントのメインでもあるビーチクリーンでは、親子連れや学生及び現地の方が参加し、40度近い暑い日差しのなか、大量に漂着したごみに怯むことなく熱心に拾っていました。

学生さんのなかにはアフリカのチャド、ネパール、ミクロネシアといった海外から来られていた方もおり、ビーチで落ちていた錆びた冷蔵庫、地中深くに埋まった巨大な漁網、大量の海外由来のペットボトル等を目の当たりにし、驚いた表情を見せていました。アフリカから参加した学生は、「アフリカでは環境に対するエコマネジメントシステムがしっかりしていないので、こういう状態のビーチをよく見る。しかしなぜ、先進国の日本でこのようなことが起きるのか?」といった驚きの様子を見せていました。参加した中学生も、「想像以上の漂着ごみのボリュームに、海洋ごみ問題が対馬だけの問題ではなく、日本として、世界としてしっかりと取り組んでいかなければならない課題に感じる」という声も聞かれ、とても価値のあるイベントになりました。少ない人数ではありましたが、最終的には1t袋10個分(10立法メートル)の回収となり、いままで当団体主催で開催したビーチクリーンイベントのなかでも最も回収量の多いイベントとなりました。
また、参加した中学生からは「まだまだ海は綺麗になっていない、もっと綺麗にしなくてはいけない」と、片付けきれない海洋ごみをなんとかしたいという想いが込められていたように感じました。子供から次世代を担う学生まで海への関心を高める良い機会になったものと考えております。

実体験を通じて海の課題が自分事となり、“豊かな海を未来に”受け継ぐことに繋がる

四方を海で囲まれることにより、長年その恩恵を受け続けてきた日本ですが、海洋ごみ問題や世界的な水産資源の乱獲などの影響で豊かな海を維持することができない状態になりつつあります。一般社団法人Mfiseaでは、“豊かな海を未来に”を理念として活動しています。
今イベント、「離島アドベンチャー教室 in 対馬」は実体験として海洋ごみに接し、現在日本や世界で抱えている海の問題について知ることにより、海洋ごみ問題を自分事化してほしいという狙いがありました。より多くの方が参加してくださり、海洋ごみ問題への関心を深めるだけでなく、いままで関心がなかった子供たちや次世代の未来を作る方々の意識が変わるきっかけになったものと認識しております。
今後も、”豊かな海を未来に”に向けて一歩でも近づけるよう邁進して参りたいと思います。

<西日本新聞様にも取材いただきました>
※2022年8月16日付の新聞に掲載されております。詳しくは新聞社の記事をご覧ください


2022年7月23日:大分県別府市北ヶ浜町スパビーチ 清掃活動×海ごみクラフトイベント

一般社団法人Mfisea(エムフィッシャー)は、2022年7月23日(土)に海洋ごみを拾って、絵画を創作する「的ヶ浜公園ビーチクリーン×海ごみクラフトイベント」を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

イベント概要

・開催概要 海洋漂着ごみの収集、及び回収物を活用したクラフトや海の絵をテーマにした絵画を創作
・日程   2022年7月23日(土)
・開催場所 大分県別府市的ヶ浜公園
・参加人数 20名
・後援:日本財団 海と日本プロジェクト

ビーチクリーンの後は海をテーマに絵画創作! 

大分県別府市の玄関口にある的ヶ浜公園にて、本イベントを実施いたしました。一見綺麗に見える海岸でも、周囲をよく見ながら歩くとプラスチック由来の漂着ごみが目につきます。養殖や漁業で必要となる漁業に関するごみから、マイクロプラスチックと呼ばれる5mm以下のプラスチックの破片までさまざまな漂着ごみを見つけることができました。ごみ拾いのあとは、海をテーマにそれぞれ絵を描き披露しました。みんなの大好きな海を綺麗にして、子供たちが思いっきり走って楽しむことのできるビーチを目指すとともに、海洋ごみを活用してクラフトの製作や海の絵をテーマにした絵画を創作にチャレンジすることで、楽しみながら日本の海が直面している問題を学ぶ場を提供いたしました。また、”清掃活動”という要素だけでなく、”描く”というアートの要素をイベントに取り入れることで、情操教育や海への愛を育むきっかけ作りになりました。参加者の皆さんは、心豊かな一日になったようでした。

海に想いを馳せる体験が海を大切に想う気持ちを育み、“豊かな海を未来に”受け継ぐことになる  

四方を海で囲まれることにより、長年その恩恵を受け続けてきた日本ですが、海洋ごみ問題や世界的な水産資源の乱獲などの影響で豊かな海を維持することができない状態になりつつあります。一般社団法人Mfiseaでは、“豊かな海を未来に”を理念として活動しています。本イベント、「的ヶ浜公園ビーチクリーン×海ごみクラフトイベント」は、ビーチクリーンという要素だけでなく、アートという要素を組み込むことで、楽しくイベントに参加してもらうことを狙いとし開催しました。海を綺麗にし、美しい海を眺めながら、「海の日」を題材にした絵画を描くことで、豊かな海を未来に受け継いでいきたいという思いがより育まれるきっかけ作りとなりました。今後も、”海愛教育(うみあい教育)”の場を設け、一人ひとりが自分事として海を守りたいという気持ちを育みながら、「豊かな海を未来に」に向けて、一歩でも近づけるようイベントを企画・開催していきます。

参加した子ども・保護者からの声

参加した子どもからは、「こんなごみ捨てるんだという驚きがあった」、「またこのようなボランティアに参加してみたいと思いました!」というような声もあり、イベントを通じて環境問題に関心を持つことへ繋がりました。大人からも「海がきれいになると気持ちがいいですね。アート体験の企画も思い出に残るものができてよかったと思います。」、「早起きできて、いい運動にもなったし、海が綺麗になって本当に気持ちが良いイベントだった」という声があり、子どものみならず、大人にとっても興味関心度の高いイベントになりました。

2022年7月27日付の大分合同新聞にも掲載いただきました

2022年2月20日:大分県別府市上人ヶ浜町公園 ~海ごみ拾い&宝さがし~

一般社団法人Mfisea(エムフィッシャー)は、2022年2月20日(日)に「海ごみ拾い&宝さがし」を開催いたしました。

普段、海ごみが目につくことはあっても、なかなか公共の場の清掃を主体的にすることは難しいことです。いつも遊ばせてくれる海、そんな海を私たちの手で綺麗にすることや海で生き物を見つけたりと海との想い出つくりをすることを目的としております。2月ということもあり、気温も低く、時折降雪に見舞われるなど厳しい状況ではありましたが、たくさんの方が活動に参加してくださいました。


2021年10月23日:長崎県対馬市美津島町高浜ビーチクリーン

任意団体Mfisea(エムフィッシャー)は、2021年10月23日(土)に「離島ビーチクリーンin 対馬」を開催いたしました。対馬は、毎年多くの海洋ごみが漂着します。漂着規模は日本の離島で最も多く、大量の海洋ごみが対馬海流や季節風の影響で漂着します。このイベントでは、”漂着ごみから日本の離島が直面する海洋問題を学ぼう”をテーマに、普段なかなか知ることのできない離島の海洋問題についてビーチクリーンを通じて体験学習をしました。海洋ごみ拾いを通じて現在日本の海が直面している問題を認識することができるとともに、海洋ごみ問題が地球上に住む一人ひとりにとっての共通課題であるということを学ぶきっかけとなりました。

対馬での活動にご支援・協賛いただける方に粗品を贈呈しております。詳しくはこちらから↓


2021年9月25日:長崎県壱岐島清石浜ビーチクリーン

任意団体Mfisea(エムフィッシャー)は、2021年9月25日(土)に「離島ビーチクリーンin 壱岐島」を開催いたしました。このイベントでは、”漂着ごみから日本の離島が直面する海洋問題を学ぼう”をテーマに、普段なかなか知ることのできない離島の海洋問題についてビーチクリーンを通じて体験学習をしました。海洋ごみ拾いを通じて現在日本の
海が直面している問題を認識することができるとともに、海洋ごみ問題が地球上に住む一人ひとりにとっての共通課
題であるということを学ぶきっかけとなりました。

大切な豊かな海を未来に!

回収した海ごみと一緒に撮影

当日は、親子連れを中心とした参加者でした。子どもたちの遊び場でも馴染みのあるビーチを一生懸命に綺麗にしました。子どもたちは、ときおり海の中で遊ぶ様子もみられ、楽しく海洋ごみ拾いを楽しめた様子でした。
参加いただいた壱岐市役所所員の方からは「壱岐島は外国からの海洋ごみの量が非常に多く、日常的な活動として一人ひとりがビーチクリーン活動をすることが非常に重要なことで、大変ありがたい」という声もいただきました。また、身近な海を綺麗にした小さな子どもたちの表情には笑顔が溢れていました。海への関心を高める良い機会になったものと考えております。

壱岐島での活動にご支援・協賛いただける方に粗品を贈呈しております。詳しくはこちらから↓


2021年8月8日:大分県別府市的ヶ浜公園ビーチクリーン

2021年度は、8月8日(日)にも別府市的ヶ浜公園にて大規模清掃を実施致しました。
このイベントでは、”裸足でビーチを歩けるくらい綺麗にしよう!”をテーマに約50名で清掃活動を実施しました。海岸を歩くと、ブイや漁網などの漁業に関するごみから、ペットボトルといった生活ごみまで多くの漂着ごみが目につきます。当日は、親子連れ、大学生、ご夫婦、実業団サッカーチーム(JリースFC)など様々な方に参加いただき、気温の高いなか、汗をかきながら一生懸命海洋ごみを集めました。しかしながら、別府的ヶ浜公園は海洋ごみの量が非常に多く、一生懸命ビーチクリーンをしたのにも関わらず、短時間では全てを綺麗にすることはできませんでした。あるお子さんからは「こんなに拾ったのにまだ全然綺麗になっていない」とアンケートの意見として出ておりました。本当にその通りなのです。でも、千里の道も一歩より、何もしなければ始まりません。かならず”裸足でビーチを歩けるくらい綺麗なビーチ”にしていきましょう!継続的な活動として別府の玄関口であるビーチを綺麗にしたいものですね。


2021年7月4日:餅ヶ浜海浜公園ビーチクリーン

2021年度は7月4日(日)に、親子や学生を対象に「餅ヶ浜海浜公園ビーチクリーン&クラフトチャレンジ!」を大分県別府市で実施しました。当日イベントスタッフとして関わってくれたお子さんが、現状の海の抱えている問題(プラスチックごみ問題など)を参加者に説明し、より多くの参加者が興味関心を抱いたようにみえました。
また、ビーチクリーンを通じて「Mfisea海ごみクラフトコンテスト」の作品を作るために細かなマイクロプラスチックを収集する姿も見られ、実際にマイクロプラスチックというものがどういうものなのかを実体験することで、海ごみ問題がより身近な存在として感じられたと思います。汗だくになりながら必死に海ごみを収集し、とても大きな漂流ごみをクラフト作品用に自宅に持ち帰る親子の姿もあれば、海辺で泥んこになりながら海ごみを集める小さなお子さんの姿も見られました。また、親子だけでなく、大人や学生(留学生等)の参加者も多くいらっしゃいました。イベントを通じてこんなに多くの海ごみがあるということを改めて再認識された方もおり、海への関心を高める良い機会になったものと考えております。

大分県内での活動にご支援・協賛いただける方に粗品を贈呈しております。詳しくはこちらから↓

当日ボランティアで集まってくださって多くの方々!ありがとうございます!
時間的な都合で途中で帰られた方もいらっしゃいましたが、総勢40名ほどでビーチクリーンを実施することができました。

漁具・釣り具がプラゴミに

ウキ、ルアー、ライン、こういうものが当たり前にゴミになります。特にプラスチック製のものは一度海に流れたら半永久的に残ってしまいます。みなさんが一度は目にしたことのある”ビニール袋を食べてしまったウミガメ”は虚像ではなく、クジラやアシカといった他の生き物たちも間違えて捕食してしまうことも普通にあるのです。2020年は釣行のタイミングで数多くの釣り人が出したゴミを拾いました。自分が釣りをしていて、思いがけない形で海でルアーをロストしてしまうこともあります。だからこそ、多くのゴミを持ち帰ろうと日々思っています。釣り人や漁に関わる人すべてがゴミを拾う、そういう活動も”豊かな海を未来に”につながるものと考え、Mfiseaは活動しています。


幼魚はキャッチ&リリース

幼魚が釣れてしまうこともありますが、大きく成長して戻ってきてもらうことを願って、幼魚は基本はリリースしています。釣り体験教室でも同様に一定サイズ以下はリリースにご協力していただいております。