後援:日本財団 海と日本プロジェクト
地球環境基金 LOVE BLUE助成
長崎県は日本一の多島県で、971の離島があります。これらの島々には豊かな漁場や風光明媚な風景が広がっています。しかし、日本海に面した離島では季節風や対馬海流の影響で、漂着ごみの問題が深刻化しています。海に浮かぶプラスチックごみや船から投げられた廃棄物、砂浜に打ち上げられたごみなど、様々な形で漂着しています。漂着ごみは美しい海や風景を損ねるだけでなく、海洋生物にとっても深刻な脅威となっています。

長崎県では、ビーチクリーン活動をはじめとした漂着ごみ問題に対する総合的な取り組みが求められています。これらの取り組みは、豊かな海洋環境を保ち、地域経済の発展につながる重要なものです。
そして今、美しい自然環境や豊かな文化を守り、より持続可能な社会を築くために、一人ひとりが廃棄物の適切な処理やリサイクルの促進、そして自然環境や生物を大切にする意識を持つことが求められています。
SDGsの目標14に掲げられている「海の豊かさを守ろう」のテーマの市場規模は114兆円にも上ります。この社会課題に対する取り組みが次世代の生きる環境を築く上で非常に重要な役割を担っています。
本プログラムでは、実際の体験を通じてサステイナビリティを意識するだけでなく、社会課題に取り組むことのできる社会を変革するリーダー人財を育成することを目的としています。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
申込みはこちらから(募集定員:5名 ※人数を超過した場合は、選考となります)

内容
①体験学習
・2023/10/20~22 (2泊3日) ★10/21(土)離島ビーチクリーン / 場所:長崎県対馬市
1. 10/20(金) 17:05→19:20 博多→厳原(壱岐 芦辺経由)
19:20 厳原(対馬)到着 ※Mfiseaスタッフがピックアップします
ホテル宿泊
2. 10/21(土) AM or PM ビーチクリーン体験
3. 10/22(日) 13:15→15:30 厳原→博多(壱岐 芦辺経由)
13:15 厳原 解散
②ビジネスモデルの作り方(社会課題を解決するために)
・2023/11 ★社会課題を解決するためのビジネスモデルの作り方など実務的な内容を習得
/ 場所:大分県別府市(予定)
③プレゼンテーション
・2023/12 ★課題解決に向けたビジネスモデルを作成し、最終プレゼンを実施
費用
交通費は実費支給いたします。
※負担可能なもの:
・博多-厳原(ジェットフォイル)19,200円(片道9,100円)
・対馬内での宿泊費 ※こちらで事前に手配いたします。
・別府/大分 – 博多埠頭(博多港)までの運賃
・その他 ※対馬内での移動は基本的に当団体で準備いたします。タクシー利用は基本的に不可。
参加資格
・当団体の公式会員として登録していること/参加迄に登録が完了できること
(学生年会費:3,000円、一般年会費:10,000円(4月〜翌年3月まで))
・環境保護に高い関心があり、課題を解決したい熱意があること
・全てのプログラムに参加可能であること
対馬の観光名所紹介
対馬野生生物保護センター
☆対馬のみに生息しているツシマヤマネコのご紹介です!ツシマヤマネコは、イリオモテヤマネコと同様に絶滅危惧種に指定されています。急速な都市化により、現在は対馬でも上島にのみ生息が確認されています。

出典:環境省ホームページ (http://kyushu.env.go.jp/twcc/photo/img/tomoo01.jpg)

異国の見える丘展望台見学
韓国釜山市まで約50kmの位置にあり、この地から海上に広がる大パノラマは壮大で漁火や韓国釜山市の街並みを見ることができます。

出典:Holidayホームページ